finasee Pro(フィナシープロ)
新規登録
ログイン
新着 人気 特集・連載 リテール&ウェルス 有価証券運用 金融機関経営 ビジネス動画 サーベイレポート

COP28、ドバイで来週開幕   脱炭素実現へ、機関投資家はポートフォリオ見直しを
マーサー・サステナブル投資責任者インタビュー

2023.11.24
会員限定
COP28、ドバイで来週開幕   脱炭素実現へ、機関投資家はポートフォリオ見直しを<br />マーサー・サステナブル投資責任者インタビュー

11月30日から12月12日までの日程で、COP28(第28回国連気候変動枠組み条約締約国会議)がアラブ首長国連邦(UAE)のドバイで開かれる。各国政府やNGO、企業などが⼀堂に会し、新興国の脱炭素を支援する枠組みや生物多様性との関連などをめぐって議論する。

世界最大級の組織・人事コンサルティング会社であるマーサーはCOP28に参加してワークショップを主催し、低炭素社会への移行(トランジション)を後押しする投資ポートフォリオの必要性を訴える。同社でサステナブル投資グローバル・チェアを務めるヘルガ・バーデン氏(写真㊨)と、サステナブル投資のアジア太平洋責任者を担うリベッカ・マザー氏(写真㊧)に、脱炭素や生物多様性などに関する同社の戦略などについて聞いた。

――COP28では国際金融や投資の面で、どのような議論を期待しますか。

COP28では先進国からグローバル・サウスへの資金提供を促す国際金融システムの構築を期待します。新興国も地球温暖化に適応できるよう、先進国の大規模な民間資本も動員した革新的な気候ファイナンスの拡充が求められています。COP28の「ファイナンス・デー」では、世界銀行をはじめとする国際開発金融機関(MDB)やその他の金融機関が野心的なイニシアティブを発表することが期待されます。

国境をまたがる気候ファイナンスは各国の支出でまかなわれると思われがちですが、資金をどこに、どのような形で振り向けるかについては、国際機関や各国政府だけではなく民間の投資家の影響力が大きく働きます。にもかかわらず、巨額のグローバル資産を運用する投資家や運用マネジャーでさえ、気候変動の緩和や適応に貢献する投資ポートフォリオを組んでいるとはいいがたい状態です。化石燃料ベースの経済からグリーンな経済への移行を支える資産をポートフォリオに含める必要があります。

11月30日から12月12日までの日程で、COP28(第28回国連気候変動枠組み条約締約国会議)がアラブ首長国連邦(UAE)のドバイで開かれる。各国政府やNGO、企業などが⼀堂に会し、新興国の脱炭素を支援する枠組みや生物多様性との関連などをめぐって議論する。

世界最大級の組織・人事コンサルティング会社であるマーサーはCOP28に参加してワークショップを主催し、低炭素社会への移行(トランジション)を後押しする投資ポートフォリオの必要性を訴える。同社でサステナブル投資グローバル・チェアを務めるヘルガ・バーデン氏(写真㊨)と、サステナブル投資のアジア太平洋責任者を担うリベッカ・マザー氏(写真㊧)に、脱炭素や生物多様性などに関する同社の戦略などについて聞いた。

――COP28では国際金融や投資の面で、どのような議論を期待しますか。

COP28では先進国からグローバル・サウスへの資金提供を促す国際金融システムの構築を期待します。新興国も地球温暖化に適応できるよう、先進国の大規模な民間資本も動員した革新的な気候ファイナンスの拡充が求められています。COP28の「ファイナンス・デー」では、世界銀行をはじめとする国際開発金融機関(MDB)やその他の金融機関が野心的なイニシアティブを発表することが期待されます。

国境をまたがる気候ファイナンスは各国の支出でまかなわれると思われがちですが、資金をどこに、どのような形で振り向けるかについては、国際機関や各国政府だけではなく民間の投資家の影響力が大きく働きます。にもかかわらず、巨額のグローバル資産を運用する投資家や運用マネジャーでさえ、気候変動の緩和や適応に貢献する投資ポートフォリオを組んでいるとはいいがたい状態です。化石燃料ベースの経済からグリーンな経済への移行を支える資産をポートフォリオに含める必要があります。

続きを読むには…
この記事は会員限定です
会員登録がお済みの方ログイン
ご登録いただくと、オリジナルコンテンツを無料でご覧いただけます。
投資信託販売会社様(無料)はこちら
上記以外の企業様(有料)はこちら
※会員登録は、金融業界(銀行、証券、信金、IFA法人、保険代理店)にお勤めの方を対象にしております。
1

関連キーワード

  • #ESG・SDGs

おすすめの記事

千葉銀行の売れ筋で「分散名人」が首位維持、「配当名人」が急浮上などリスク管理重視の姿勢にシフト

finasee Pro 編集部

「過去の実績上位」だけに頼らない投資信託の提案アプローチ ~10年間のデータが示すファンド成績の入れ替わりと販売現場で役立つ活用ポイント~

生井澤 浩

金利高止まりで足利銀行の売れ筋が二極化──「のむラップ」と「世界のベスト」が示した投資家の選好

finasee Pro 編集部

【有識者対談】“正念場”の保険業界に学ぶ「顧客本位のビジネスモデル」の持続性(前編)

川辺 和将

金利上昇で広島銀行の売れ筋に変化、米国株は「S&P500」より「メジャー・リーダー」選好の理由は?

finasee Pro 編集部

アクセスランキング

24時間
週間
月間
「過去の実績上位」だけに頼らない投資信託の提案アプローチ ~10年間のデータが示すファンド成績の入れ替わりと販売現場で役立つ活用ポイント~
“霞が関文学”で読み解く金融界② 仕組債販売ルール指針案と「文脈検査の拡張」
【有識者対談】“正念場”の保険業界に学ぶ「顧客本位のビジネスモデル」の持続性(前編)
金利高止まりで足利銀行の売れ筋が二極化──「のむラップ」と「世界のベスト」が示した投資家の選好
【第3回】オルタナティブ資産ファンドは何を見て選ぶのか
「支店長!お客さまが迷惑そうなので、電話をしたくありません!」
千葉銀行の売れ筋で「分散名人」が首位維持、「配当名人」が急浮上などリスク管理重視の姿勢にシフト
佐々木城夛の「バタフライ・エフェクト」第21回:“106万円の壁”撤廃の影響を受けるセクターとは
金利上昇で広島銀行の売れ筋に変化、米国株は「S&P500」より「メジャー・リーダー」選好の理由は?
ファンドモニタリングは、どの指標を参照すればいいか
(5)バランスファンドのモニタリング② リスクは標準偏差だけでなく下方リスクにも注目
佐々木城夛の「バタフライ・エフェクト」第21回:“106万円の壁”撤廃の影響を受けるセクターとは
「支店長!お客さまが迷惑そうなので、電話をしたくありません!」
【第3回】オルタナティブ資産ファンドは何を見て選ぶのか
【有識者対談】“正念場”の保険業界に学ぶ「顧客本位のビジネスモデル」の持続性(前編)
アセット・スワップで有効性検証をあえてやってみたら?
「AIはポジティブ回答に寄っていることも…」投資のプロが“実際に行っている”情報インプット術
金融行政方針が示す「次の金融」の輪郭――資産運用立国を、商品からインフラへ 
“霞が関文学”で読み解く金融界② 仕組債販売ルール指針案と「文脈検査の拡張」
物色のテーマ、株価指標さえも時には変わる…ベテランファンドマネジャーが平成バブルで得た教訓
金利高止まりで足利銀行の売れ筋が二極化──「のむラップ」と「世界のベスト」が示した投資家の選好
「支店長!お客さまが迷惑そうなので、電話をしたくありません!」
預り資産額1兆円を見据えるブレイクスルーの全貌  ゴールベースとチーム体制でリテール金融を変える
【金融風土記】「豊かさと分散」の経済圏――山形の金融動向とは
日本版IFAに迫る自主規制の刃、そのとき求められる真の「独立」とは何か
【第2回】債券ファンドは何を見て選ぶのか
お客さまとその家族を深く知り、寄り添い続け、総資産の増加を目指すストックビジネスへ case of 横浜銀行
佐々木城夛の「バタフライ・エフェクト」第21回:“106万円の壁”撤廃の影響を受けるセクターとは
「真剣な姿勢できれいごとを貫く」時代を捉え、顧客に寄り添い、自ら変革し続ける case of 三菱UFJモルガン・スタンレー証券
上位4ファンドの「オルカン」「S&P500」「世界のベスト」「グロース・オポチュニティ」にそれぞれの事情=2026年8月純流入額トップ20
投信ビジネスに携わる金融のプロに聞く!「自分が買いたい」ファンド【日本株アクティブファンド編】
ランキングをもっと見る
finasee Pro(フィナシープロ) | 法人契約プランのご案内
  • 著者・識者一覧
  • 本サイトについて
  • 個人情報の取扱いについて
  • 当社ウェブサイトのご利用にあたって
  • 運営会社
  • 個人情報保護方針
  • アクセスデータの取扱い
  • 特定商取引に関する法律に基づく表示
  • お問い合わせ
  • 資料請求
© 2026 finasee Pro
有料会員限定機能です
有料会員登録はこちら
会員登録がお済みの方ログイン
有料プランの詳細はこちら