三井住友トラスト・資産のミライ研究所では「金融リテラシー度」を診断する「資産のミライ健康診断」というツールを作成している。「家計把握力、金融知識、行動力」の3つの切り口で診断するツールで、質問の中には、[図表1]の左下のQ20の通り、「何のために働いているか」というものも含まれている。判定結果には影響しない質問項目であるが、内閣府の「国民生活に関する世論調査」の質問と同じ内容である。
[図表1] ※図をクリックで拡大
出所:三井住友信託銀行
[図表2]として、「内閣府の調査結果」を参考として掲載すると、この20年位で「お金を得るために働く」という回答が増加、特にこの10年ぐらいが顕著で、「働きがい」という点では悪化している状況のようにも思える。