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「ファイナンシャル・ウェルビーイング」で読み解く
「金融リテラシー度とウェルビーイング(幸福度)の不思議な関係」(2)

~ 「金融リテラシー度」と「自律型人材」の意外な関係 ~

井戸 照喜
井戸 照喜
ウェルビーイング学会 ファイナンシャル・ウェルビーイング分科会 座長/三井住友信託銀行 上席理事
2023.11.17
会員限定
「ファイナンシャル・ウェルビーイング」で読み解く<br />「金融リテラシー度とウェルビーイング(幸福度)の不思議な関係」(2)

三井住友トラスト・資産のミライ研究所では「金融リテラシー度」を診断する「資産のミライ健康診断」というツールを作成している。「家計把握力、金融知識、行動力」の3つの切り口で診断するツールで、質問の中には、[図表1]の左下のQ20の通り、「何のために働いているか」というものも含まれている。判定結果には影響しない質問項目であるが、内閣府の「国民生活に関する世論調査」の質問と同じ内容である。

[図表1] ※図をクリックで拡大

 

出所:三井住友信託銀行
 
[図表2]として、「内閣府の調査結果」を参考として掲載すると、この20年位で「お金を得るために働く」という回答が増加、特にこの10年ぐらいが顕著で、「働きがい」という点では悪化している状況のようにも思える。

三井住友トラスト・資産のミライ研究所では「金融リテラシー度」を診断する「資産のミライ健康診断」というツールを作成している。「家計把握力、金融知識、行動力」の3つの切り口で診断するツールで、質問の中には、[図表1]の左下のQ20の通り、「何のために働いているか」というものも含まれている。判定結果には影響しない質問項目であるが、内閣府の「国民生活に関する世論調査」の質問と同じ内容である。

[図表1] ※図をクリックで拡大

 

出所:三井住友信託銀行
 
[図表2]として、「内閣府の調査結果」を参考として掲載すると、この20年位で「お金を得るために働く」という回答が増加、特にこの10年ぐらいが顕著で、「働きがい」という点では悪化している状況のようにも思える。

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著者情報

井戸 照喜
いど てるき
ウェルビーイング学会 ファイナンシャル・ウェルビーイング分科会 座長/三井住友信託銀行 上席理事
1989年 東京大学大学院 工学系研究科修了。住友信託銀行(現三井住友信託銀行)入社。企業年金制度の設計・年金ALM、運用商品の開発・選定等に従事後、2008年からラップ口座、投信・保険等の推進担当、トラストバンカシュアランス推進担当役員、2019年三井住友トラスト・ライフパートナーズ取締役社長、2022年資産形成層(職域)横断領域 副統括役員を経て、2023年より現職。「ファイナンシャル・ウェルビーイング」の調査・研究、普及活動などに注力し、2024年度からはウェルビーイング学会 ファイナンシャル・ウェルビーイング分科会 座長、帝塚山大学法学部 講師(非常勤)も務める。日本アクチュアリー会正会員、年金数理人、日本証券アナリスト協会検定会員。 【主な著作】『銀行ならではの“預り資産ビジネス戦略”──現場を動かす理論と実践』(金融財政事情研究会、2018)、『安心ミライへの「金融教育」ガイドブックQ&A』(金融財政事情研究会、2023)(共著)、「ファイナンシャル ライフ エンジニアリング ~したたかに“楽しむ”! 洗練された『人生の経営者』を目指して~」(金融財政事情研究会、2024)
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