今年のボーナスは期待できなそう!?

新型コロナウイルス感染症の影響で、私たちの行動スタイルが大きく変化しました。3密を回避するために移動が大きく制限され、制限が解除された今でも職場や旅行へ行く機会は減り、外食する機会もまた大きく減りました。その代わり、自宅でできるネットショッピングや動画サービス等の需要が増えています。こうした変化はそれぞれの企業の業績にも当然影響し、業績が伸びている企業もあるものの、どちらかと言えば業績が悪化している企業の方が多いのではないでしょうか。

業績が悪化すれば、そこで働いている人のボーナスも減るでしょう。すでに、日本経済団体連合会が6月に発表した「2020年夏季賞与・一時金」(第1回集計)の妥結状況では、夏のボーナスの平均は92万5947円で、前年比で6.0%減少することが分かっています。昨今の状況では冬のボーナスにも影響しそうですが、家計においては、ボーナスを例年以上に有効に活用することが必要でしょう。