相場は10万~30万円なのになぜ? 再び電話をかけてみると…
菩提寺のご住職には「母と相談してご連絡差し上げます」と返事をしてその日は引き上げたのですが、帰宅後、離檀料の相場を検索すると、せいぜい10万~30万円。こちらの足下を見て理不尽な要求をしてきたのではないかと次第に腹が立ってきました。
母に報告したら、「田舎はいろいろあるから」と言って200万円を出そうとしたので、「お母さん、離檀料は絶対に払わなきゃならないものではないし、そもそもお寺さんの言い値なんだから、ここは私に任せて」と全力で止めました。
その後、ネットなどで離檀料について調べまくり、自分なりに理論武装した上で菩提寺に電話をしました。電話口に出たのはご住職の娘さんでした。
「離檀料が世間の相場より高すぎるように思うのですが、もう少し安くなりませんか」とやんわりと伝えたつもりなのに、「離檀料は檀家さんだった年数に応じて決まっていて、皆さんに負担してもらっています。お宅だけ特別扱いするわけにはいきません」という木で鼻をくくったような答えが返ってきました。「そこを何とか」と食い下がったら、「これまでさんざん世話になってきたくせに」と逆ギレされてしまいました。
電話でのやり取りなので十分に意思の疎通が取れず、悪い印象を与えてしまったようです。
とはいえ、菩提寺の許可がなければ父の遺骨は持ち出せませんし、埋蔵証明書(埋葬証明書)を発行してくれないと自治体から改葬許可を受けることもできません。
どうしよう。今度ばかりは母にも相談できず、頭を抱えてしまいました。
●住職の娘との交渉が決裂し、完全に八方塞がりとなってしまった中沢さん。この絶望的な状況を打開してくれた人物とは? 後編【「これまで世話になってきたくせに」墓じまい費用の減額交渉に住職娘が逆ギレ…絶望の50代女性を救った「意外な突破口」】で詳説します。
※プライバシー保護のため、事例内容に一部変更を加えています。
