株式の売り出し公表後に一時10%安
清水建設の株価は株式の売り出しを機に調整しています。同社は2026年3月、個人株主の拡大を目的に八十二長野銀行などの金融機関が計1413万株超を売却すると発表しました。自己株式を除く発行済み株式数の2.09%に相当する量で、イラン紛争による市場心理の悪化も重なり、発表の翌営業日の株価は前営業日比10.6%安となる一時2930.5円まで急落します。
株価が下落している一方で、配当利回りは2.2%台まで上昇しています。建設株は株価の上昇から配当利回りが低下傾向でしたが、清水建設は東証プライム市場平均を上回る水準まで回復しています。
【清水建設の株価チャート(過去5年間)】
・株価:2841.5円(26年4月6日終値)
【清水建設の予想配当利回り(26年3月期)】
・予想配当金:65円
・予想配当利回り:2.29%
・(参考)東証プライム平均利回り:1.91%(26年3月)
※東証プライム平均利回りは加重平均
出所:清水建設 決算短信
今回はスーパーゼネコンの一角、清水建設に焦点を当てましょう。V字回復が進む業績と、経営戦略を解説します。
