2026年は調整局面が来る? その時に大事なこととは

2025年も1年を通して見れば、株価は国内外ともに堅調に推移しました。国内についてはソフトバンクやファーストリテイリングのような、日経平均株価に強い影響を与える値がさ株の上昇、米国でもS&P500に強い影響力を持つGAFAMの株価上昇により、おそらくインデックスファンドを買っていた人が、最も効率的に利益を得られた1年だったと思います。

しかし、日米ともにこの3年間、株価は陽線を引いているだけに、2026年は調整局面が来ることも想定されます。そこで大事なのは「握力」、つまり持っている資産を手放さないことです。誰もが長期的に明るい未来を思い描いて投資をしているのですから、目先の調整で右往左往するのではなく、淡々と投資し続けることが、特に2026年は求められると思います。

新NISA3年目、一括投資か積立投資か迷ったら…

右肩上がりの相場が続く限り、定額積立投資よりも一括投資の方が有利になるのは自明です。S&P500のインデックスファンドを、2018年7月から2025年11月末まで積み立てた場合と、2018年7月末に一括投資して保有し続けた場合のリターンを、2025年12月25日時点の基準価額で計測すると、前者は投資元本に対して評価額が約2.4倍、一方で後者は約3.8倍という大差がついています。

ただ、これはこの間、相場が右肩上がりに上昇したからです。前述したように、2026年は2025年のように相場が順調に値上がりするかどうかは分かりませんし、AI関連がバブル化しているという見方もあり、慎重なスタンスが必要になります。相場の急落も含めて乱高下する局面では、一括投資よりも定額積立投資の方が高値づかみするリスクは軽減されるので、その意味では定額積立投資を選んだ方が無難です。