40代単身世帯は運用に積極的? それとも…
株式や投資信託などの増える可能性も減る可能性もある金融商品はリスク性商品とも呼ばれる。全国5000世帯を対象に金融資産や借入金、家計の状況などを聞いた調査「家計の金融行動に関する世論調査2024年」(金融経済教育推進機構)から「リスク性商品の保有意向」について40代の回答を見ていこう。
■元本割れを起こす可能性があるが、収益性の高いと見込まれる金融商品の保有(40代単身世帯)
40代のリスク性商品の保有意向について単身世帯から見ていこう。「そうした商品についても、積極的に保有しようと思っている」と回答した"積極派"は16.0%だった。逆に「そうした商品を保有しようとは全く思わない」と回答した"消極派"は47.2%に上っている。資産を増やすためにある程度リスクをとっていきたいと考える人が一定数いるようだ。
一方で元本割れのリスクを避けたいという意識も根強く、消極派が半数近くを占めている点が特徴的だ。
●前編「【40代】「資産運用をしたいけれど、損はしたくない」“元本割れ”経験者はどのくらいいるのか? 全国・全世代との比較は」

      