新しい家は「100㎡以上〜110㎡未満」が最多

対して新しく購入した住宅の延面積では「100㎡以上〜110㎡未満」が13.6%で最多となり、居住面積が大幅に拡大している傾向が明らかになった。

新しく取得した住宅の延面積ランキング 

1位 100㎡以上~110㎡未満 13.6%
2位 70㎡以上~80㎡未満 12.4%
3位 60㎡以上~70㎡未満 12.2%
4位 90㎡~100㎡未満 11.2%
5位 80㎡以上~90㎡未満 9.3%
6位 50㎡以上~60㎡未満 8.0%
7位 30㎡以上~40㎡未満 5.7%
8位 110㎡以上~120㎡未満 5.6%
9位 40㎡以上~50㎡未満 5.5%
10位 120㎡以上~130㎡未満 4.4%

出所:住宅金融支援機構「住宅ローン利用者の実態調査 【住宅ローン利用者調査(2025年4月調査)】」よりFinasee編集部作成

以下、具体的に見ていくと70㎡台(12.4%)、60㎡台(12.2%)と続いている。傾向をまとめると、「60㎡以上~110㎡未満」の住宅を取得した人が58.7%と全体の約6割を占めており、ボリュームゾーンといえる。直前に住んでいたところと比較して、新しい住宅では生活空間が広がっていることがうかがえる。

より詳しく見ると、直前の住まいの面積は「30㎡未満〜70㎡未満」に集中していたのに対し、購入後は「70㎡以上〜110㎡未満」へと大きくシフトしている。このことから多くの人が住宅購入を機に生活空間を大幅に拡大していると推測できる。特に100㎡以上~110㎡未満が最も多い理由は、調査が首都圏だけでなく全国を対象に行われていることにもありそうだ。