「他の会社よりボーナスが低いと思ったときに年収を上げたいと思う」 切実な声を紹介
年収を上げたいと思ったタイミングについて、調査に寄せられたコメントを拾ってみよう。
「同世代の友人が注文住宅を購入した話を聞き、自分の年収が同年代と比べて安いと感じた」(20代・男性)、「友人が昇格したときや迷わず何かを買っているとうらやましくなる」(20代・女性)、など周りと比較したときに自分の年収の低さを実感するという声。
「ここ数年で(給与)額があまり上がっていない。能力に見合った額をもらえていないと感じる」(30代・男性)、といった仕事内容の割に給料が上がらないことを嘆く声も。
また最近ではふるさと納税があらためて年収を確認する機会となることもあるようで、「ふるさと納税で年間の寄付可能額を確認しようと源泉徴収の金額を確認した際、もう少し年収を上げたいと感じた」(40代・男性)、という人もいた。
さらに年収の多寡は貯蓄にも影響することから、「ニュースで年金特集を目にした際、思ったより年金支給額が少なく、老後が不安に感じた」(50代・女性)、「老後資金が2千万円どころでは足りないという報道を見て、貯蓄額を増やそうと実感した」(50代・男性)、など、定年が近い世代だと老後資金と結びつけて考える人もいるようだ。