関心がある「お金の情報」 NISA/iDeCoに次いで高いのは?

今ファミリー層ではどのような「お金の情報」への関心が高いのだろうか。今回参考にするのは、家計簿アプリを提供する株式会社OsidOriが20代〜40代の男女296人を対象にした調査だ。

調査結果によれば、詳しくなりたいお金の情報として関心が比較的高いのは「NISA/iDeCo」、「家計/節約術」、「税制(ふるさと納税)」で、それぞれ回答率は80%前後だった。物価高騰に対する家計防衛もあってか、投資以外では節約や節税への関心が高いようだ。

同じ投資でも、「暗号資産」「不動産投資」「外貨/FX」など、一般的により専門的な知識が必要と言われるリスク商品については、「あまり関心はない」が50%を超えている。仮に投資対象として魅力があっても、仕事や子育てなどで、あまり投資の勉強に時間が取れないことから敬遠している人もいるのかもしれない。

前編:今どきファミリー層の「お金の実態」に迫る 年間貯蓄額、新NISAやiDeCoの利用割合は?

「生命保険」については、「どちらでもない」が最多だった。強い関心があるわけではないようだ。ただ、特に子どもが生まれた場合や突然のケガなど、万が一もある。何も知らないではいられないと考えている人が少なくないのかもしれない。

また年齢を重ねれば病気になるリスクも高まる。若いうちはそれほど関心がなくても、時間がたつにつれて生命保険の重要性が実感できる面もある。

出所:株式会社OsidOri「夫婦のお金と2025年に向けたアンケート」