全世界株式をベースに、付け加えるなら?
新NISA投資について「2年目のおすすめは?」とよく聞かれます。回答としては、投資信託については以前からお伝えしている内容と変わりはありません。
●こちらの記事【FP横山光昭さんが提案する、新NISAは「"オルカン"積立」だけじゃない! 気になる注目の銘柄は?】にて解説しています。
新NISA2年目に関しては、全世界株式をベースに、ご自身が投資対象地域として強めたいところがあれば加えてみる。例えば、国内株式を追加して組み合わせてみる、といったふうにです。
23年に東京証券取引所が上場企業にPBR(株価純資産倍率)1倍割れを解消するよう求めたことから、日本企業は株主価値向上により一層注力しています。もし今、全世界株式だけを買っているという方は、国内株式を追加していただくのも成長要因の確保にもつながるのではないでしょうか。
家計再生コンサルタント 株式会社マイエフピー代表 横山 光昭氏
支出を「消・浪・投®」に分ける家計管理と「つみたて投資」を両輪に、安定した家計運営と資産形成を目指す。相談の”現場”にこだわるファイナンシャルプランナーで、相談件数は2万6000件を超える。家族全員参加の「家族マネー会議」も評判。TV、雑誌、講演なども多数で、著書はシリーズ累計95万部超の『はじめての人のための3000円投資生活』や『年収200万円からの貯金生活宣言』があり、著作は184冊、累計400万部を突破。