60代の約8割、金融資産は「増えた」か「変わらない」

60代単身者の金融資産の増減は以下のとおりです。

出所:金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査2023年」(※金融資産保有世帯、実数282)

1位    増えた    37.9%
2位    変わらない    36.2%
3位    減った    25.9%

1年前と比べて資産残高が「増えた」60代単身者は約38 %、「変わらない」人は約36%、「減った」人は約26%。

二人以上世帯も同様に、「増えた」約35%、「変わらない」約41%、「減った」約24%。60代の人の金融資産は「増えた」もしくは「変わらない」人が8割弱と、比較的好調だったようです。ただ増えた割合を見ると、単身では50代よりも少なく、二人上世帯では同等でした。先述の60代の金融資産の選び方基準で元本確保が人気だったことも影響しているのかもしれません。

なお、調査期間は2023年6月23日~7月5日であり、その時点から1年前の状況との比較である点に注意が必要です。

出所:金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査2023年」(※金融資産保有世帯、実数807)

1位    変わらない    40.9%
2位    増えた    35.4%
3位    減った    23.7%

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