2024年12月からの「月額2万円に引き上げ」でさらに注目!
すでに始めた人もいれば、気になるけれど二の足を踏んでいる人もいるiDeCo。状況はさまざまですが、世間の関心の高さが見えてくるのが次のデータです。
これはiDeCoの制度改正について尋ねたもの。現在、一部の企業年金のある会社員と公務員のiDeCoの掛金限度額は「1.2万円/月」 ですが、2024年12月からは「2万円」に引き上げられます。調査によれば、iDeCoに入っていない人も含め、約4人に1人(27.0%)がこの動向を把握していることが分かりました。
この制度改正で対象となる加入者への調査によれば、増額を検討している人は61.9%。半数以上(53.0%)が6000円以上の増額を検討しています。このデータから、iDeCoを最大限活用し、資産を運用しようとする姿勢が伺えます。
約2割がすでに始めているiDeCo。今冬から掛金上限の増額にあてはまる会社員や公務員の人も多く、ますます注目されそうです。加入すると税制のメリットが得られるのが魅力です。気になる人はインターネットや金融機関の窓口で、まずは情報収集から始めてみてはいかがでしょうか。
《調査概要》 オカネコ iDeCoの利用意向調査
■調査方法:WEBアンケート
■調査期間:2024年6月16日(日)~2024年6月23日(日)
■回答者:全国の『オカネコ』ユーザー1,104人
■回答者の年齢: 20代以下5.4%、30~39歳16.3%、40~49歳26.1%、50~59歳33.4%、60代以上18.8%
■回答者の世帯年収:400万円未満26.9%、400万円以上600万円未満19.0%、600万円以上800万円未満16.3%、800万円以上1,000万円未満12.3%、1,000万円以上1,200万円未満6.0%、1,200万円以上9.8%、わからない9.7%
■回答者の職業:会社員54.7%、公務員4.4%、自営業/個人事業7.2%、会社役員1.8%、自由業2.0%、専業主婦・主夫5.2%、学生0.7%、アルバイト/パート11.5%、無職10.6%、その他1.9%