全世界2万社に聞いた! 日本がなんと1位の意外にも積極的な項目は?
地球温暖化を受けて、これからの企業経営では環境、社会、ガバナンス(企業統治)の3つの観点が重要であるとして、それらの英語の頭文字を合わせたESGという言葉が投資の世界では注目されています。そんな背景からフィデリティ投信のようにESGの観点で企業を調査する専門家「ESGアナリスト」も増えているようです。
調査では「過去12か月間、(担当する)企業はESGに関する対話(エンゲージメント)にどの程度対応したか」との同社アナリスト(グローバル)に対する質問への回答のうち「積極的」「消極的」をそれぞれ集計。その結果、グローバルでアナリストが担当する企業の68%が対話に積極的に応じていることがわかりました。ちなみに地域別のトップはなんと日本で担当企業の実に89%が積極的とのことです。少し意外な感じもしますね。
図表1 企業はESGエンゲージメントに積極的