10月の資金流出額1位は「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Cコース毎月決算型(為替ヘッジあり)予想分配金提示型」
10月の資金流出額1位は「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Cコース毎月決算型(為替ヘッジあり)予想分配金提示型」の約129億円だった。「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型」には約330億円の資金流入があったものの、Cコースは為替をヘッジしているので、現在の円安・ドル高のトレンドを享受できていない。10月末時点におけるCコースの1年騰落率は7.3%に対し、Dコースは14.9%となっている。11月に入ってドル円は150円を突破しており、為替ヘッジありのCコースからの資金流出が続く可能性は高いだろう。
執筆/山下耕太郎(フィナシー/Ma-Do 投資信託研究会)