細かい予算主義はすぐに破綻するものです
例えば、食費では、野菜や魚の価格は全く安定していません。バーゲン価格の時もあれば、逆に近いうちにこの商品は20%値上げになるといったこともあります。
私は洗濯用の粉せっけん、液体状のものも含めて、もう何年も買っていません。なぜなら、いつもバーゲンで200円程度にしかならない、一流メーカーの商品がパッケージを変えるということで、古いものが100円で売られていたので、大量に買ったからです。
腐るものではないし、パッケージデザインが新しいか古いかなどには興味がありません。それよりもバーゲンでも200円にしかならないものが100円で買えるというほうに100倍惹かれました。
マヨネーズは、イオン系のトップバリュのプライベートブランドの商品を愛用しています。法律が変わってプライベートブランドでも製造者をきちんと明示して売ることが必要となり、裏に小さくキユーピーと書いてあったので驚きました。キユーピーの商品は400グラム、プライベートブランドは500グラムで、キユーピーの商品はバーゲンでも200円、プライベートブランドの方はいつでも158円だったのです。それを、20日と30日の割引の日に買うので、さらに5%安く買っていました。
2022年は年初から生活に必要な食品や光熱費などの値上げが日本の家庭を襲いました。このマヨネーズは7月から25%値上げになると発表になり、賞味期限を確かめて、自分がそれまでに使うはずの四つをまとめ買いしました。
生活に必要なものが特に安く売られていれば、今月必要でないものも含めて賢く買います。大幅な値上げになると言われれば、それにも賢く対処します。そうすると、支出は増えてしまいます。
また、私の趣味は国内外の旅行です。時に2週間も旅行します。2週間も家を空けた月の光熱費はものすごく安いです。不在の時にも冷蔵庫には電気代は要りますが、それ以外の電気、ガス水道などほとんど使わなくなるからです。
さらに、パッケージ旅行で旅することが多いので食事は旅行代金に含まれていることも多く、家にいない期間が長いと食費も大幅に減ってしまいます。節約も努力もしていませんが、家計簿上は、光熱費も食費も減ったことになってしまうのです。