保険金詐欺がバレたときのリスク

保険金詐欺がバレたり疑われたりすると、以下のようなリスクがあります。

治療費やその他の保険金が支払われない

保険金詐欺を疑われると、もちろん治療費や休業損害などの保険金が支払われません。治療費は持ち出しになりますし、会社を休むのも自己責任になってしまいます。もちろん車の修理費用も出ません。事故の補填のため、大きな損失が発生してしまうでしょう。

刑事告訴される

悪質な保険金詐欺の場合には、保険会社から刑事告訴される可能性もあります。例えば事故が起こっていないのに友人などと結託して事故を装って賠償金を請求した場合などです。詐欺罪の刑罰は「10年以下の懲役刑」であり、重罪といえます。

損害賠償金を請求される

交通事故による請求が保険金詐欺だったと知られたら、保険会社からは支払った保険金の返金を求められる可能性があります。加納さんの場合にも、故意に交通事故を起こした事実が明らかになったら、受け取った保険金を全額返金しなければならない可能性があるでしょう。

交通事故に遭ったら高額な保険金を得られるケースがありますが、自作自演などの違法行為をしてはなりません。法律を遵守することはもちろんですが、モラルに違反するような行為もすべきではありません。加納さんの事例を教訓にして真面目に生活しましょう。

●家族を脅され離婚、退職まで…? 詳しくは【「新手の闇金」に手を出してしまった大学生…深く後悔するも手遅れに】(本サイト記事)で紹介します。