S&P500種指数を対象にした低コストのインデックスファンド

S&P500種指数を対象にした信託報酬の低いインデックスファンドのランキングは、以下の通り。

出所:投資信託協会提供のデータを基に編集部作成

基本的にS&P500への連動を目指す投資信託は、どれも値動きがほぼ同じになる。そのため、利益を得るためには、できるだけ保有コストである信託報酬の低いファンドを選ぶことが重要だ。たとえば、S&P500種指数を対象にしたインデックスファンドで信託報酬が一番安い(2022年11月25日時点)「iシェアーズ米国株式(S&P500)インデックスファンド」の信託報酬は、年間で税抜0.0580%。100万円運用しても、年間580円しかかからない(税金は考慮せず)。ランキング10位の「しんきんS&P500インデックスファンド」の信託報酬は年間4150円(0.4150%)かかるので、3570円の差になるのだ。1年では大きな差にならないが、たとえば20年運用すると7万1400円(3570円×20年)と大きな差になるので、信託報酬を意識することは大切だ。