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「もしも1億円当たったら……」。宝くじの宣伝を見ると、つい夢想してしまう人も多いでしょう。金融リテラシーの高い人から毛嫌いされることも多い宝くじですが、割り切って楽しんでいる人も多いのではないでしょうか。

9月2日は「く(9)じ(2)」の語呂合わせで「宝くじの日」とされています。今日は宝くじの当せん確率と、高額当せん時に注意したい税金について押さえましょう。

由来は当せん金の換金漏れ! 1億円をもらい忘れているケースも

宝くじの日は、1967年に第一勧業銀行(現みずほ銀行)によって制定されます。当時から換金されないまま時効を迎える当せん金が多く、換金漏れを防ぐ活動の一環として定められました。

【当せん金付証票法12条】
当せん金付証票の当せん金品の債権は、これを行使することができる時から一年間行使しないときは、時効によって消滅する。

引用:e-GOV法令検索 当せん金付証票法

現在でも時効当せん金は多発しており、宝くじ公式サイトによると2020年度の時効当せん金は128億円にも上りました。そのうち1億円以上の当せん金は10本あったようです。

もしかすると、1億円が惜しくないほどの富裕層が気まぐれに宝くじを購入し、たまたま当せんしたものの、手間を嫌って受け取っていないのかもしれません。しかし、単に忘れているだけならあまりに気の毒です。本人にとっては、知らないままいた方が幸せかもしれませんね。

ちなみに、支払開始日が到来したにもかかわらず、いまだ換金されていない1億円以上の当せん金が今も発生しています。後悔しないよう、いま一度お手元の宝くじを確認してみてください。

【換金されていない1億円以上の当せん本数】
・第905回全国自治宝くじ:6本(支払期限:2023年1月6日)
・第912回全国自治宝くじ:2本(支払期限:2023年3月15日)
・第922回全国自治宝くじ:9本(支払期限:2023年6月16日)
※2022年7月29日時点

出所:宝くじ公式サイト 時効当せん金について