投資信託の魅力とは?

投資信託は、ファンドマネージャーという投資のプロにお金を託し、運用を任せます。

ファンドマネージャーは、投資の専門家ですから前述したような投資の難しさを一手に引き受け、利益を追求します。投資信託を購入する際の資金は少額から可能ですが、たくさんの投資家のお金がファンドマネージャーの元には集まるので、その潤沢な資金をもって、様々な投資先に「分散投資」ができるのもメリットです。

投資信託は、株のように毎秒、値段が変わることがありません。値段は市場での売買がすべて終了してから決まるため、一日に一回だけ値がつきます。この特徴を活かし、定時定額を口座から振替えて投資信託を買い付けるという自動積立の仕組みが作れます。

値動きがある金融商品に上手に投資をするには、「定時定額購入」で値が下がった時にたくさんの口数を買うことが鉄則ですから、積立が容易にできる投資信託は投資で失敗したくない人にとって、やはり選ぶべき商品なのです。

投資信託はどこで積み立てるべき?

通常投資信託は、「購入時」「保有時」「売却時」それぞれにコストがかかるのですが、それらコストも徹底的に落としながら国民の資産形成を後押ししようと設定されたのがiDeCoとNISAです。特にiDeCoは、さらに所得控除という特典もついているので、オイカツ世代にはぜひトライしていただきたいと考えます。

iDeCoというのは老後資金作りの専用の口座のことで、この口座の中で投資信託を積み立てていきます。働き方によって、掛金の上限が異なるのですが、会社員で特に企業年金がない場合は毎月2万3000円の積立が可能です。