6月の純資産残高1位は「野村インド株投資」(2613.55億円)
エマージング株式の6月純資産残高1位は、「野村インド株投資」だった。同ファンドは、インド企業の株式を主要投資対象とするアクティブファンドである。インド株式市場は2020年3月のコロナショック安から回復し、2022年1月に史上最高値を更新した。しかし、その後FRB(米連邦準備制度理事会)の利上げによる米国株式市場の下落や、ウクライナ情勢の緊迫化によって売りが優勢になっている。ただ、MSCIインド指数で見た6月末の予想PERは約20倍と、過去5年間の平均とほぼ同じ水準となっている。投資家のリスク回避傾向が弱まれば、上値追いする可能性は高いだろう。
■野村インド株投資
基準価額 33,323円
信託報酬 2.2%(年率・税込)
純資産残高 2,613.55億円
<騰落率>
1カ月 0.5%
3カ月 -4.5%
6カ月 -1.7%
1年 12.6%
※6月末時点