・日本に275万人いる社長「6割超が赤字」の現実…最も懐が厳しい業種は

146年前の4月12日、東京大学が創設されました。東京開成学校と東京医学校が合併してできており、その起源の天文方(1684年に設置)までさかのぼると実に300年以上の歴史を持っています。

最難関大学だけあって東京大学にはやはり優秀な人が集まることもあり、出身者からは多くのノーベル賞受賞者が生まれています。2021年に物理学賞を受賞した眞鍋淑郎(まなべ・しゅくろう)氏までに9人もの受賞者が誕生しました。

【東京大学出身のノーベル賞受賞者一覧】
1968年:川端康成(文学賞)
1973年:江崎玲於奈(物理学賞)
1974年:佐藤栄作(平和賞)
1994年:大江健三郎(文学賞)
2002年:小柴昌俊(物理学賞)
2008年:南部陽一郎(物理学賞)
2010年:根岸英一(化学賞)
2016年:大隅良典(生理学・医学賞)
​2021年:眞鍋淑郎(物理学賞)

名前を聞いたことがあっても東京大学について知っていることは意外に少ないのではないでしょうか。今日はフィナシー読者のため、東京大学にまつわるお金の話について紹介します。

東大出身の年収はいくら?

東京大学は簡単に入れる大学ではありません。合格者の多くは相当の努力をしたはずです。お金が全てではないでしょうが、東京大学に合格すると努力に見合うだけの収入を得られるのでしょうか?

転職・就職プラットフォームを運営するオープンワークによると、東京大学の出身者の想定年収は30歳で761万円、40歳では1092万円となるようです。30歳時の想定年収ランキングでは対象の291校で首位となりました。

【出身大学別 想定年収ランキング】

※30歳時の想定年収でランキング
※2018年3月~2022年6月にOpenWorkへ登録のあった年収および出身大学データのうち、100件以上データのあった大学291校、24万6134人を対象

出所:オープンワーク「出身校別年収ランキング2022」

努力に見合うかどうかは人によるでしょうが、少なくとも東京大学の出身者は平均より大きな収入を得ているようです。