4月3日は「資産形成を考える日」です。日付の4(し)と3(さん)が資産と読めることから、経済メディア「LIMO」を運営するナビゲータープラットフォームが2017年に制定しました。

普段あまり資産形成を意識しない方は少なくないでしょう。そういった方の参考になるよう、本記事では公的な調査から「金融資産の平均」と「収入に対する貯蓄割合」に関するデータをまとめました。

また、混同されることが多い「iDeCo(イデコ)」と「つみたてNISA(つみたてニーサ)」についても解説しています。まだ違いが分からない方はぜひご一読ください。

金融資産の平均は1563万円

世の中の皆さんはどれくらいの資産を持っているのでしょうか? 金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査(2021年)」によると、2人以上世帯では平均1563万円の金融資産を持っているようです。その6割以上を預貯金や保険といった安全性の高いものが占め、株式などリスクのある商品はおよそ3割にとどまりました。

【金融資産の平均1563万円の内訳】
●預貯金:670万円
●保険:309万円(※)
●株式:296万円
●投資信託:140万円
●債券:70万円

※生命保険、損害保険、個人年金保険の合計
出所:金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査(2021年)」

もっとも、こちらの調査対象は20歳以上~80歳未満で、資産形成を終えた世代も含まれています。これから資産を作っていく方には平均よりも中央値(450万円)のほうが参考になるかもしれません。

収入に対する貯蓄の割合も参考になるでしょう。同調査では平均して手取り収入の11%を貯蓄に回していると示されました。年間の手取り収入が200万円ならおよそ22万円を貯蓄している計算です。これから資産を作る場合、まずは収入の1割を積み立ててみてはいかがでしょうか。