最も製造された硬貨は?

1948~2020年の間に1200億枚以上の硬貨が製造されています。最も製造枚数が多いのは「1円玉」で、これまで440億枚以上が造られました。「100円玉」は3位で、約160億枚が製造されています。

【製造枚数ランキング】
1位 1円玉(アルミニウム):443億2950.7万枚
2位 10円玉(青銅・ギザ無):330億868.9万枚
3位 100円玉(白銅):159億328.9万枚
4位 5円玉(黄銅・ゴシック体):144億9334.9万枚
5位 500円玉(ニッケル黄銅):71億2092.1万枚
6位 50円玉(白銅):50億3304.9万枚
※1948~2020年

製造枚数に額面をかけた額面ベースでランキングすると「500円玉」が最も高額になり、これまで約3.5兆円分が製造されました。「100円玉」は約1.6兆円で2位につけています。

【製造枚数ランキング(額面ベース)】
1位 500円玉(ニッケル黄銅):3兆5604.6億円
2位 100円玉(白銅):1兆5,903.3億円
3位 10円玉(青銅・ギザ無):3,300.9億円
4位 50円玉(白銅):2,516.5億円
5位 5円玉(黄銅・ゴシック体):724.7億円
6位 1円玉(アルミニウム):443.3億円
※1948~2020年

出所:独立行政法人造幣局 年銘柄別貨幣製造枚数

2021年度は計8231.6万枚(1971.56億円分)の製造が計画されており、発行枚数は「100円玉(3500万枚)」、額面ベースでは「500円玉(1600億円)」が最も多く発行される予定です。

出所:財務省 令和3年度の貨幣の製造枚数を定めました

プレミア硬貨を狙っている人のために、反対に製造が少ない製造年も紹介しましょう。銀貨時代の100円玉は1964年製(1000万枚)が最も少なく、現行の100円玉は2001年製(802.4万枚)が最も製造が少ないです。希少性から高値で売却できるかもしれません。財布に入っているか探してみてはいかがでしょうか。