今日、2021年11月3日は男性7人組ダンス&ボーカルユニット「BE:FIRST」のデビューシングルとなる『Gifted.』がリリースされる日。
オーディションから話題を席巻し続けてきた「BE:FIRST」がついにメジャーデビューを果たすとあって、熱い視線が注がれています。今回はそんな「BE:FIRST」の軌跡を、 “お金”にまつわるトピックもまじえつつ、ご紹介します。
日本テレビ系情報番組『スッキリ』でも話題に!
ボーイズグループ発掘オーディション『THE FIRST』とは?
彼らを語るうえで、まず欠かせないのはオーディション『THE FIRST』でしょう。
SKI-HI氏(AAAのメンバーでもある、日高光啓氏)が、“接客サービス業”化したJ-POP、そして多くの才能が韓国に流れる現状に危機意識を抱き、マネジメント&レーベルであるBMSGを設立したことから始まります。
そんなBMSGで日本からアジア、そして世界を目指すボーイズグループを世に送り出すべく、開催されたのがオーディション『THE FIRST』なのです。
このオーディションはその手法のユニークさと、オーディションの概念を覆す名シーンの続出で多くの人を魅了。進行するたびに、そしてそれが『スッキリ』で放映されるたびにTwitterでトレンドになるなど、ボルテージが日に日に高まっていきました。
特に盛り上がったのは、合宿審査以降ではないでしょうか。富士山麓の合宿所で、3次審査を勝ち抜いた15人が音楽漬けの日々を送りました。
まず課せられたのは、「合宿クリエイティブ審査」。ベースとなるトラックが渡され、作詞・作曲・振付は3チームごと、それぞれに作ることが課せられました。SKI-HI氏の言う「クリエイティビティ」を試す審査だったわけです。ここでは、『YOLO』『"A" Life』『Good Days』の3曲の名曲が誕生(YouTubeのBMSGチャンネルにありますのでぜひ聞いてみてください。私も毎日聞いています)。しかしながら、この審査によって、3名が去りました。
そして残った12名に待ち受けていた課題は、「合宿擬似プロ審査」。名前の通り、プロが作った楽曲と振付でパフォーマンスするというもの。『Be Free』『Move On』それぞれの楽曲を6名ずつの2チームに分かれ、競いました。この審査によって、1名が去り、合宿のラストとなる「合宿最終審査」へ。合宿最終審査でまた1名(RUI)が去り(しかし、RUIに対しては、BMSG練習生へのオファーという驚きの展開が待っていたのですが……)、合宿編は終了。運命の最終審査を迎えました。10名が5名ずつに分かれ、プレデビュー曲『Shinig One』、及び急きょ追加されたクリエイティブ審査NEOでパフォーマンスを披露しました。
結果、SOTA、SHUNTO、MANATO、RYUHEI、JUNON、RYOKI、LEOの7人によるデビューが決まりました。それが「BE:FIRST」です。
すでにリリースされているプレデビュー曲『Shining One』はYouTubeにて、4時間で100万回再生を記録するなど、メンバー決定後も破竹の勢いで話題を席巻し、今日に至ります。