finasee Pro(フィナシープロ)
新規登録
ログイン
新着 人気 特集・連載 リテール&ウェルス 有価証券運用 金融機関経営 ビジネス動画 サーベイレポート
なぜこの投資信託は売れているのか ナゼ売れ調査隊

前月は3倍増の資金流入だった「国内株式」は一転して流出超過、「外国株式」への資金流入が復調=26年4月投信概況

finasee Pro 編集部
finasee Pro 編集部
2026.05.15
会員限定
前月は3倍増の資金流入だった「国内株式」は一転して流出超過、「外国株式」への資金流入が復調=26年4月投信概況

三菱アセット・ブレインズがまとめた2026年4月の公販ファンド(ETF、DC専用、SMA専用、公社債投信等を除いた公募投信)の資金流出入は、約1兆880億円の資金流入超と、前月と比べ流入額は減少した(前月は、約2兆720億円の流入超)。「国内株式」が前月の約6790億円の流入超から約530億円の流出超となったことが、流入額の減少の主因となった。

資金流入額の資産別の上位は、「外国株式」(約9640億円)、「複合資産」(約1890億円)、「エマージング株式」(約870億円)の順に資金を集めた。資金流出では、「国内株式」(約530億円)をトップに、「外国債券」(約270億円)、「外国REIT」(約270億円)の順に資金が流出した。一方、「エマージング株式」は約870億円の流入超と、4月21日に新規設定の「ノムラ・エマージング・オープン」の設定額が約1043億円と大型だったこともあり、前月(約300億円の流出超)から資金流入額が大幅に増加し、流入超過に転じた。

 「国内株式」は7カ月ぶりに資金流出超へ転じた。「国内株式」について三菱アセット・ブレインズは、「純流入額(流入額-流出額)下位30ファンドには、日経225連動ファンドが12本ランクインしており、前月(3月)の急落局面で流入した短期資金が、当月の回復局面における利益確定売りを通じて流出したことが主因と考えられる」と分析している。一方、1月~2月の国内株価上昇局面において資金流入を牽引したのは、TOPIX連動ファンドやアクティブファンドだった。「同じ資金流入でも、1月~2月は相場上昇局面でも資金流入超が継続したことから、3月に日経225連動ファンドに集中した短期的な資金とは性質が異なっていたとみられる」とした。

4月末時点の純資産残高は約152兆9330億円で、前月比約15兆2530億円増加して2カ月ぶりに史上最大を更新した。資産別では「外国株式」が約11兆4798億円増加(前月は約5兆2231億円減少)して約92兆5240億円、「国内株式」が約1兆5435億円増加(同1兆4650億円減少)して約18兆4090億円、「複合資産」が約9668億円増加(同6269億円減少)して約16兆2220億円の順だった。2月28日に米国とイスラエルによるイランへの空爆で始まったイラン紛争の影響で純資産残高が全体で約9兆円落ち込んだ3月の影響は4月で回復した格好だ。

 

執筆/ライター・記者 徳永 浩

三菱アセット・ブレインズがまとめた2026年4月の公販ファンド(ETF、DC専用、SMA専用、公社債投信等を除いた公募投信)の資金流出入は、約1兆880億円の資金流入超と、前月と比べ流入額は減少した(前月は、約2兆720億円の流入超)。「国内株式」が前月の約6790億円の流入超から約530億円の流出超となったことが、流入額の減少の主因となった。

続きを読むには…
この記事は会員限定です
会員登録がお済みの方ログイン
ご登録いただくと、オリジナルコンテンツを無料でご覧いただけます。
投資信託販売会社様(無料)はこちら
上記以外の企業様(有料)はこちら
※会員登録は、金融業界(銀行、証券、信金、IFA法人、保険代理店)にお勤めの方を対象にしております。
1

関連キーワード

  • #投資信託
前の記事
マネックス証券で「オルカン」「S&P500」が復調、日本株ファンドは「ブル型」「ベア型」が交錯
2026.05.11
次の記事
資金流入額ランキング上位に4月の新設ファンドが2本、「ノムラ・エマージング」と「MS フィジカルAI」 =資金流入額上位20ファンド
2026.05.15

この連載の記事一覧

なぜこの投資信託は売れているのか ナゼ売れ調査隊

千葉銀行の売れ筋で「分散名人」が首位維持、「配当名人」が急浮上などリスク管理重視の姿勢にシフト

2026.09.30

金利高止まりで足利銀行の売れ筋が二極化──「のむラップ」と「世界のベスト」が示した投資家の選好

2026.09.29

金利上昇で広島銀行の売れ筋に変化、米国株は「S&P500」より「メジャー・リーダー」選好の理由は?

2026.09.28

浜銀TT証券の売れ筋に大きな変化、「WCM」がトップを取り、「AB米国成長株投信」が3カ月ぶりランクイン

2026.09.26

日米利上げでSBI証券の売れ筋は国内株が一段安、「AI開発減速」の世論は「世界のベスト」「WCM」を押し上げる

2026.09.23

みずほ銀行で「キャピタル世界株式」がトップに、想定最終利回り約2.7%の「グローバル債券ファンド」も人気化

2026.09.19

三菱UFJ銀行でバランス型の「ウェルス・インサイト」がトップ、毎月分配のアクティブファンドもランクアップ

2026.09.18

三井住友銀行で「世界のベスト」が一番人気、「日経225」が落ちて「ダウ・ジョーンズ」や「MSCIコクサイ」がランクアップ

2026.09.17

SBI証券の売れ筋は国内株の沈下で「オルカン」「S&P500」が定番に、一方で非「マグ7」の「世界のベスト」がランクアップ

2026.09.16

SMBC日興証券で「世界のベスト」がトップに浮上、「日経225」人気が衰えてアクティブファンドの出番

2026.09.15

おすすめの記事

浜銀TT証券の売れ筋に大きな変化、「WCM」がトップを取り、「AB米国成長株投信」が3カ月ぶりランクイン

Finasee編集部

SMBC日興証券で「世界のベスト」がトップに浮上、「日経225」人気が衰えてアクティブファンドの出番

Finasee編集部

人気アクティブファンドの強さを決めるものとは?「ネクスト・ジェネレーション」運用元のWCM等が持つ“意外な要素”とは

Finasee編集部

「顧客そっちのけ」の乗り換え営業からの転換点とは?「今では考えられない状況」から投信350兆円時代までを振り返る

Finasee編集部

ファンドアナリスト海老澤 界が2026年第1四半期を振り返る~投資信託の今と、これから

Finasee編集部

著者情報

finasee Pro 編集部
ふぃなしーぷろへんしゅうぶ
「Finasee」の姉妹メディア「Finasee PRO」は、銀行や証券会社といった金融機関でリテールビジネスに携わるプロフェッショナルに向けたオンライン・コミュニティメディアです。金融行政をめぐる最新動向をはじめ、金融機関のプロフェッショナルにとって役立つ多様なコンテンツを日々配信。投資家の皆さんにも有益な記事を選りすぐり、「Finasee」にも配信中です。
続きを読む
この著者の記事一覧はこちら

アクセスランキング

24時間
週間
月間
【連載】藤原延介のアセマネインサイト㊱
個人マネーが2500兆円超え!インフレ定着で投信に資金流入加速
佐々木城夛の「バタフライ・エフェクト」第21回:“106万円の壁”撤廃の影響を受けるセクターとは
「過去の実績上位」だけに頼らない投資信託の提案アプローチ ~10年間のデータが示すファンド成績の入れ替わりと販売現場で役立つ活用ポイント~
【プロが解説】持続可能な水資源確保――データセンター・半導体工場の建設で高まる水需要、長期的な需給ギャップにどう備えるか
【第3回】オルタナティブ資産ファンドは何を見て選ぶのか
「支店長!お客さまが迷惑そうなので、電話をしたくありません!」
【有識者対談】“正念場”の保険業界に学ぶ「顧客本位のビジネスモデル」の持続性(前編)
「IFA管理のガイドライン策定を」――日証協が提言を受け新作業部会を設置
浜銀TT証券の売れ筋に大きな変化、「WCM」がトップを取り、「AB米国成長株投信」が3カ月ぶりランクイン
金融行政方針が示す「次の金融」の輪郭――資産運用立国を、商品からインフラへ 
佐々木城夛の「バタフライ・エフェクト」第21回:“106万円の壁”撤廃の影響を受けるセクターとは
「支店長!お客さまが迷惑そうなので、電話をしたくありません!」
【第3回】オルタナティブ資産ファンドは何を見て選ぶのか
“霞が関文学”で読み解く金融界② 仕組債販売ルール指針案と「文脈検査の拡張」
【有識者対談】“正念場”の保険業界に学ぶ「顧客本位のビジネスモデル」の持続性(前編)
「過去の実績上位」だけに頼らない投資信託の提案アプローチ ~10年間のデータが示すファンド成績の入れ替わりと販売現場で役立つ活用ポイント~
アセット・スワップで有効性検証をあえてやってみたら?
「AIはポジティブ回答に寄っていることも…」投資のプロが“実際に行っている”情報インプット術
金融行政方針が示す「次の金融」の輪郭――資産運用立国を、商品からインフラへ 
物色のテーマ、株価指標さえも時には変わる…ベテランファンドマネジャーが平成バブルで得た教訓
「支店長!お客さまが迷惑そうなので、電話をしたくありません!」
預り資産額1兆円を見据えるブレイクスルーの全貌  ゴールベースとチーム体制でリテール金融を変える
【金融風土記】「豊かさと分散」の経済圏――山形の金融動向とは
日本版IFAに迫る自主規制の刃、そのとき求められる真の「独立」とは何か
お客さまとその家族を深く知り、寄り添い続け、総資産の増加を目指すストックビジネスへ case of 横浜銀行
佐々木城夛の「バタフライ・エフェクト」第21回:“106万円の壁”撤廃の影響を受けるセクターとは
「真剣な姿勢できれいごとを貫く」時代を捉え、顧客に寄り添い、自ら変革し続ける case of 三菱UFJモルガン・スタンレー証券
“霞が関文学”で読み解く金融界② 仕組債販売ルール指針案と「文脈検査の拡張」
上位4ファンドの「オルカン」「S&P500」「世界のベスト」「グロース・オポチュニティ」にそれぞれの事情=2026年8月純流入額トップ20
投信ビジネスに携わる金融のプロに聞く!「自分が買いたい」ファンド【日本株アクティブファンド編】
ランキングをもっと見る
finasee Pro(フィナシープロ) | 法人契約プランのご案内
  • 著者・識者一覧
  • 本サイトについて
  • 個人情報の取扱いについて
  • 当社ウェブサイトのご利用にあたって
  • 運営会社
  • 個人情報保護方針
  • アクセスデータの取扱い
  • 特定商取引に関する法律に基づく表示
  • お問い合わせ
  • 資料請求
© 2026 finasee Pro
有料会員限定機能です
有料会員登録はこちら
会員登録がお済みの方ログイン
有料プランの詳細はこちら