ポスティングとNISAでつかんだ「光」

あれから6年。私はポスティングの仕事を増やしながら、投資信託の積立額も増額した。現在の含み益は想定よりも多く、「こんなに早く成果が出るものなのか」と自分でも驚いている。

仕事を辞めた時、私は自分の人生が「どん底に落ちた」と思った。心の中は完全な暗闇だった。しかし今振り返れば、あの暗闇の中で出合ったNISAは、私の心に差し込む一筋の光だったのではないかと思う。

投資は人生と同じで、良い時もあれば悪い時もある。もしまた暴落が訪れることがあっても、その時はふうっと体の力を抜いて、自分に語りかければいい。「大丈夫、大丈夫」と。

立ち止まったり、周りの景色を見渡したりしながら、また一歩ずつ歩き出せばいい。時間を重ねるにつれ、少しずつ結果に表れてくる。たどり着くまで、まるで自分を試されているかのようだ。

失敗した分だけ、精神的にも強くなれたし、相場にも助けられたおかげで資産も地道に育てることができた。私にとってNISAとは、人生の暗闇から立ち上がり、自分の足で歩んでいくために、「なくてはならない存在」だ。