パフォーマンスは「国内半導体株」がトップ

1月の各資産のパフォーマンスは、株式資産が上昇、債券資産が下落した。株式資産では「エマージング株式」(「MAB-FPI(Fund Performance Index)」で5.24%)、「国内株式」(同5.22%)が上昇し、「外国株式」(同0.36%)はおおむね横ばいで推移した。個別ファンドの月間騰落率トップは、「国内株式型」の「eMAXIS 日経半導体株インデックス」(設定は三菱UFJアセットマネジメント)と「(野村インデックスF)日経半導体株」(設定は野村アセットマネジメント)が28.4%でトップになった。両ファンドは、「日経半導体株指数(トータルリターン)」に連動する投資成果をめざす。「日経半導体株指数(トータルリターン)」は、東京証券取引所に上場する半導体関連銘柄から構成される時価総額ウエート方式の指数。時価総額が大きい30銘柄で構成し、日本の半導体関連株の値動きを表す。2026年1月末時点の組み入れ上位銘柄は、キオクシアホールディングス、東京エレクトロン、アドバンテスト、ディスコ、ルネサスエレクトロニクスなど日本を代表する半導体関連企業が並ぶ。組み入れトップになったキオクシアホールディングスは2025年12月末の終値1万435円が26年1月末には2万1360円とわずか1カ月間で株価が2倍超に上昇するなど、足元の国内株高をけん引する半導体関連株の上昇が目立っている。

第3位は「SBI日本株4.3ブル」(SBIアセットマネジメント)の24.68%、第4位は「楽天日本株4.3倍ブル」(楽天投信投資顧問)の24.46%だった。それぞれ国内株指数の値動きに対し日々4.3倍程度に変動する運用成果をめざすファンド。年初からの国内株高を反映して大きな上昇率になったものの、国内株式市場全体の値動きを表すと、4.3倍しても半導体株の値上がり率には及ばなかったという点が興味深い。そして、第5位以下には「ゴールド・ファンド(為替ヘッジあり)」(アモーヴァ・アセットマネジメント)の23.76%、「ピクテ・ゴールド(為替ヘッジあり)」の23.75%など純金(ゴールド)価格に連動するファンドが22%~23%台で並んだ。

執筆/ライター・記者 徳永 浩