首都圏はみな上位かと思いきや41位に登場したのは…
続いて21位から47位を見ていこう。
【40代】NISA口座開設率ランキング(47都道府県)21位~47位
21位 長崎県 29.0%
22位 岐阜県 28.8%
23位 島根県 28.6%
24位 山口県 28.4%
25位 広島県 28.2%
26位 長野県 27.7%
27位 和歌山県 27.5%
28位 愛媛県 27.2%
29位 佐賀県 27.1%
29位 栃木県 27.1%
31位 静岡県 26.9%
32位 沖縄県 26.6%
33位 新潟県 26.4%
33位 茨城県 26.4%
33位 山梨県 26.4%
36位 鹿児島県 26.3%
37位 宮城県 25.8%
38位 高知県 25.6%
39位 宮崎県 25.5%
40位 大分県 25.3%
41位 群馬県 25.1%
42位 山形県 24.9%
43位 北海道 23.8%
44位 秋田県 22.7%
45位 福島県 21.9%
46位 岩手県 20.9%
47位 青森県 20.8%
※一部の金融機関では基準日時点での都道府県別の口座数を集計できなかった等の要因により、金融庁「NISA口座の利用状況(NISA口座数)」(2025年6月末)と一致しない。
出所:金融庁「NISA口座の利用状況に関する調査(都道府県別のNISA口座開設状況/2025年6月末時点)」、人口推計(総務省発表、2024年10月時点)よりFinasee編集部作成
口座開設率で見た40代のNISA県民ランキング。続いて21位から47位で気になる県を見ていこう。41位にランクインしたのは群馬県(25.1%)。首都圏のNISA口座開設率といえば、40代でも東京都が1位(39.8%)、神奈川県が2位(35.3%)に入るなど、年代を問わずトップスリーの常連は多い。そう考えると群馬県の41位はかなり低く見える。しかし首都圏で順位が低いのは群馬県だけではなく、栃木県(27.1%、29位)や茨城県(26.4%、33位)も同様。同じ首都圏でも北関東と南関東では事情が違うのかもしれない。
総務省が公表している2024年の家計調査(貯蓄・負債編、二人以上世帯)によれば、(群馬県の)前橋市の平均貯蓄額は1853万円と全国の県庁所在地および政令指定都市(52都市)のなかでは23番目、年収は675万円と全国15番目で、いずれも極端に低いというわけではない。ただし貯蓄額に占める金融商品の割合を計算したところ、株式は6.9%と全国26番目、債券は1.6%と全国27番目、投資信託は5.4%と全国36番目で、たしかにあまり投資に熱心な地域ではないかもしれない。ちなみに日本人は保険好きとも言われることもあるが、前橋市の貯蓄額に占める生命保険などの割合は14.3%と全国48番目の水準で、特に有価証券より保険商品を好む土地柄というわけでもなさそうだ。
開設率で最下位は青森県で20.8%。1位との差は19.0ポイントに及び、2倍近く違う。下位には岩手県(20.9%、46位)、福島県(21.9%、45位)、秋田県(22.7%、44位)、北海道(23.8%、43位)など北国が多かった。
数千円の投資信託からNISAを始めることも可能
40代のNISA開設率ランキング。上位は首都圏や関西圏が独占する一方で、同じ首都圏でも群馬県は41位にとどまるなど温度差が見られた。
投資というとハードルが高く感じるかもしれないが、NISAで取り引きされることが多い投資信託の場合、金融機関や商品にもよるが、数千円から購入できるものもある。また一般的に複数の銘柄に投資していることが多いため、自分で何銘柄も購入しなくても分散投資が可能だ。資産運用といえばまとまった資金が必要と思われがちだが、実際には少額からでも本格的な分散投資ができるのだ。
●働き盛りの30代はNISAへの取り組みに地域差があるだろうか? 後編「【30代】NISA県民ランキング 結婚、育児、住宅購入で出費が多くNISAに差が出る世代!?」で詳しく解説する。
調査概要 調査名:「NISA口座の利用状況に関する調査(都道府県別のNISA口座開設状況/2025年6月末時点)」 調査主体:金融庁 公表:2025年11月
