業績好調、主要製品で業界首位を獲得 今期2ケタ増益で過去最高
資本政策から離れ、業績にも目を向けましょう。タカラスタンダードは水回り製品のメーカーで、キッチンは国内首位、洗面化粧台および浴室は国内3位です。特に新築マンション向けに強く、キッチンと洗面化粧台はシェア7~8割と市場を圧倒しています。
業績は順調です。売上高は25年3月期までに4期連続で過去最高を更新します。新築マンションは都市部を中心に需要が底堅く、値上げの効果も貢献しました。売り上げが大きく伸びた結果、タカラスタンダードは市場(キッチン、洗面化粧台、浴室の合計)で国内首位を達成します。
【主な水回り製品メーカーの売上(25年3月期)】
※LIXILおよびTOTOは国内
好調は今期(26年3月期)も続いています。上期で売上高は前年同期比6.2%増、営業利益は同46.3%増となりました。引き続き新築マンション向けの需要が堅調なほか、オプションなどの単価アップに取り組み売り上げを伸ばします。また、合理化やコストダウンにも取り組んだことで利益は大幅に増加しました。
好調な上期を受け、通期の見通しは上方修正されます。期首予想比で売上高は30億円、営業利益は3億円の増額です。達成なら、売上高および各利益は過去最高を更新します。
【タカラスタンダードの業績予想(26年3月期)】
・売上高:2500億円(+2.7%)
・営業利益:175億円(+11.9%)
・純利益:130億円(+17.2%)
※()は前期比
※同第2四半期時点における同社の予想
出所:タカラスタンダード 決算短信

