返済額「1万円増えても対応できる」6割以上
2025年6月27日に発表された住宅金融支援機構の最新調査「住宅ローン利用者の実態調査」では将来、金利の上昇に伴って毎月の住宅ローン返済額が増加した場合の対応を利用者に質問している。
返済額が増加した際の対応
結果によると、毎月の返済額が1万円増加した場合、62.9%の利用者が「返済目処や資金余力があるので返済継続」と回答している。実に3人に2人が月々1万円の返済額増加なら対応できると考えていることになる。
また、「全額完済」「一部繰上返済」は9.9%、「借換え」は6.1%と積極的な対策を講じる人は合計で16.0%にのぼる。つまり約8割の利用者が何らかの対応策を持っていることが分かる。
一方で「見当がつかない、わからない」と回答した人も19.2%と、約5人に1人は具体的な対応策を持っていない状況だ。