今後増やしたい金融商品 普通預金を抑えた1位は?
同調査によれば、過去1年間で増やした金融商品では「普通預金」「株式・投資信託(NISAなど)」の順で多かった。では、今後「増やしたい」金融商品ではどうだろうか。
結果を見ると、最も回答率が高いのは「株式・投資信託(NISAなど)」で31.4%。次いで「普通預金」(28.4%)、「定期預金」(19.5%)となっている。リスク資産が普通預金を上回った(「特にない/わからない」の回答を除く)。
▼今後、どの金融商品に資産を増やしたいと考えているか ※複数回答
最適な資産配分、「わからない」が3割近く
過去1年間で増やした金融商品、今後増やしたい金融商品でも、普通預金と株式・投資信託で回答率が拮抗した。なお、同調査では資産の「守り(預金・保険)」と「増やす(投資)」配分について、理想の比率を質問している。
結果、回答率が高いのは「守り80%:増やす20%」(18.6%)、「守り50%、増やす50%」(14.7%)、「守り100%」(13.8%)など。
「増やす100%」(3.1%)以外では、どの配分比率も二けたの回答を集めており、回答は比較的分散している。理想の配分比率に一律の正解はなく、個人のライフステージや考え方などによって最適な配分比率が異なるのかもしれない。ただし、「わからない」と回答する人が最も多く、27.9%に上った。
▼将来に向けて、資産の「守り(預金・保険)」と「増やす(投資)」配分の理想
調査概要 調査名:生活者の金融資産の保有状況と運用意識に関する調査 調査主体:株式会社ロイヤリティ マーケティング 調査対象:国内在住20代~60代の働く男女1000人 調査期間:2025年5月7日~5月9日