外国人は有料相談が当たり前?!
私の場合、海外に移住したい日本人、海外に在住する日本人、日本に在住する外国人等、ユニークなバックグラウンドを持つ方々の相談にあたることがあります。相談者様はHPを通じて相談依頼をされる方がほとんどで、有料と承知でご連絡をいただいています。
相談内容も個性的なものが多く、どのようなデータを提示するのか? どのようにアドバイスをすれば良いのか、いつも以上に熟慮しながらサポートさせていただいています。
日本に在住する外国人の場合、「日本語は話せるけれど日本語は書けない」「加入している保険の証券が英語やフランス語」ということもよくあり、違う意味で緊張が走りますが、外国人の特徴として、「FPへの相談は有料である」という認識が浸透しているため、相談料は? どれくらいの時間を相談に使えるのか? といった具体的な質問から始まり、納得できたところで相談を依頼するというスタイルの方が多いように思います。
外国人であっても日本に住んでいますので、日本の法律に基づいたアドバイスをしますし、資産運用については、運用先が日本国内か海外なのかの違いだけです。したがって、今まで学んだ知識でサポートし、アドバイスを行っています。もう少し準備した方が良かったかな? と思うこともありますが、その人の目的や夢が明確になっていますので、会話をする中で具体的な提案やアドバイスをすることができます。
最初は、英語等の外国語を使って仕事をすることに緊張していましたが、信頼してくれてことが伝わってきますので、今は緊張せずに相談業務に取り組むことができています。そして、有料であることが、相談者様に「価値を与えている」と思うようになりました。お客さまに「参考になりました」「さっそく、準備します」等の言葉を頂けると、まさにFP冥利に尽きると言っても過言ではないでしょう。