副業・複業による年収アップにも「103万円の壁」?
今回参考にするのはキャリア支援などを行うウェルビーイングスによる、国内在住の20歳以上の男女360人を対象にした調査だ。
副業・複業に興味をもつ人はどの程度いるのか。調査によれば、「興味がある」と回答した人は63.0%にのぼった。

また興味があると回答した人に、どのくらいの収入アップ(年額)を希望するか聞いたところ、最も回答率が高いのは「10万円以上50万円未満」で40.1%。僅差で「10万円未満」(37.9%)が続いた。回答者に「専業主婦」「パート・アルバイト」が含まれることから、昨今話題の「103万円の壁」など、扶養控除から外れることを考慮して回答した人もいるのかもしれない。