人気の貯蓄方法 1位は2024年に始まったあの制度
今回参考にするのは松井証券が全国20~29歳・社会人5年目以下のビジネスパーソン1000人を対象にした「実家暮らし・一人暮らし(賃貸)のお金の意識調査」。
同調査によれば、貯蓄のためにしていることとして、最も回答率が高いのは「NISA」(26.6%)で、社会人5年目までの貯蓄している人のうち実に4人に1人がNISAを活用していることが明らかになった。次いで「ポイント投資」(16.6%)、「定期預金」(16.2%)、「株式」(16.1%)と続く。

居住形態別でも実家暮らし、一人暮らし(賃貸)ともにNISAが1位。株式投資や投資信託の割合が高い一方で、FXや暗号資産・仮想通貨等では、いずれも一人暮らし(賃貸)の方が取り組んでいる割合が高いという結果になった。
投資に前向きな人は半数を超える
投資への取り組み状況にはどのような特徴があるのだろうか。同調査によれば、投資済み・投資予定(=「すでに購入している/購入しようとしている」)と回答した人は33.6%。購入予定はないが検討、興味がある人まで含めると、投資に前向きな人は59.5%に達した。

また居住形態別で投資済み・投資予定を見てみると、実家暮らしは30.6%だったが、一人暮らし(賃貸)は37.0%と投資に積極的な様子がうかがえる。