地方でも投資を始める若者が増加か
最近は若いうちから投資を始める人も少なくないと言われる。なにか県民性はあるのだろうか。調査では投資経験者(=投資を「現在やっている」「過去やっていた」と回答した人)を対象に「投資をはじめた年代」を質問。20代(20歳〜29歳)と回答した人の割合を都道府県別に集計しランキングを作成している。
結果、20代で投資を始めた人が多い都道府県1位は東京都で46.5%、2位は北海道で46.1%、3位は静岡県で45.9%。トップ5のうち4都道府県は大都市圏以外と、地方でも若年層の間で投資が広がっていることがうかがえる。
ネット銀行利用率は大都市圏以外が上位を独占
最近は優遇金利を適用する貯蓄専用のネット銀行も数多く存在する。ネット銀行の利用率では県民性はあるのだろうか。調査では「投資目的で利用する金融機関のうち、預け入れ金額がもっとも大きい金融機関」を質問。回答結果を都道府県別に集計しランキングを作成している。
結果、ネット銀行利用率が高い都道府県1位は山形県で36.8%、2位が鳥取県で36.6%、3位が秋田県および宮城県で34.7%。東北地方を中心に大都市圏以外の都道府県が上位を占める結果となった。