今後の投資スタイルを決めている人が9割以上
乱高下でも売却は限定的だった投資上級者。保有投資商品の評価額への影響はどうだったのでしょうか。調査結果では、評価額が「上がっている」(=「とても上がっている」+「まあまあ上がっている」)と回答した人が51.9%。さらに「あまり変動していない」と回答した人も16.3%いて、あれだけの乱高下でも評価額を下げずに運用していることがあきらかに。
乱高下を踏まえて、年内はどのような投資スタイルでマーケットに臨む予定なのでしょうか。調査結果では、「売る」(=「多めに売る」+「少し多めに売る」)と回答した人が30.3%。「売りも買いもせずしばらく静観」と回答した人が32.6%。「買う」(=「多めに買う」+「少し多めに買う」)と回答した人が32.9%でした。先ほどの売買行動と同様、今後の投資スタイルもばらけた印象。ただ「わからない」と回答した人が4.2%にとどまり、投資スタイル自体はしっかり決めているようで、それが暴落時のパニック売りが少なかった要因かもしれません。