アマゾンに投資できる証券会社は?

アマゾンに投資したいなら、アマゾンの株式を買う方法が基本です。

アマゾンのように海外に上場する株式を買う場合、外国株式を取り扱う証券会社で口座を開設する必要があります。ただし、外国株式に投資できる証券会社であっても、銘柄の取り扱いは各社で異なります。

つまり、アマゾン株式に投資したいなら、米国株式を取り扱い、かつアマゾン株式を取り扱う証券会社で口座を開設する必要がある、ということです。

もっとも、アマゾン株式は米国株式の主要銘柄です。米国株式を取り扱う証券会社なら、アマゾン株式も取り扱っている場合が多いでしょう。例えば主要ネット証券5社(※)は、いずれもアマゾン株式の取り扱いがあります。

※主要ネット証券5社:SBI証券、楽天証券、マネックス証券、auカブコム証券、松井証券

アマゾンに投資できる投資信託5銘柄

なお前述のとおり、アマゾンには個別株式のほかに投資信託でも投資できます。アマゾン株式で運用する銘柄を買えば、間接的に投資が可能です。

例えば「米国大型テクノロジー株式ファンド(愛称:マグニフィセント・セブン)」は、アマゾンを含むアメリカの大型テクノロジー株式7銘柄に集中投資する銘柄です。特化型運用(1つの企業の構成比が10%を超えることが想定される運用)を行う投資信託で、アマゾンへの投資割合は12%を超えています(2024年8月末)。

アマゾンの利益はクラウドサービス(AWS)が多くを占めています。これに注目するなら「野村クラウド関連株式投信Bコース(為替ヘッジなし)」も選択肢です。世界の株式からクラウドに関連する企業へ集中的に投資します。

【アマゾン株式を組み入れる投資信託の例】

出所:各銘柄の月次レポート

アマゾン株式への投資の際に注意しておきたいことは?

アマゾン株式に投資したいなら、取り扱いのある証券会社で口座を開設しましょう。アマゾン株式は、米国株式に投資できる多くの証券会社で取り扱いがあると考えられます。

投資信託を使って間接的に投資するのも手です。目論見書や月次レポートを確認し、アマゾン株式を組み入れる銘柄を購入しましょう。ただし、アマゾン株式を直接買う方法と比べれば、投資割合は薄まる点に注意してください。