2位は都心、3位は関西の高級住宅地がランクイン 

2位は、昨年1位だった東京都・中央区です。

銀座や日本橋など日本を代表する商業地がある一方で、月島や人形町など下町風情が残るエリアも併せ持つ東京都中央区。臨海部の勝どきや晴海周辺は再開発によって大規模マンションも多く、「交通利便性」(1位)や「賑わい」(6位)といった項目が高く評価されています。

住民からは「公共交通機関が充実しており都心へのアクセスがよく、高速の出入り口も近いためドライブも楽しめる。一方で、川や公園も近く都心でありながら自然を感じられる」(41歳女性)といったように、都会ならではの便利さと自然の両立を評価する声が目立ちました。

3位は、2年連続で兵庫県・芦屋市です。関西屈指の高級住宅地として知られ、2016年には屋上広告を禁止する「広告物条例」を施行するなど、景観保全に力を入れている芦屋市。神戸駅や大阪駅へのアクセスも便利です。

「市内に海も山もあり、街中にも比較的緑が多い。カフェなどのお店も点在している」(42歳・女性)といった声があり、穏やかに暮らせる街であることが見て取れます。

ちなみにトップ20の中で、去年と比べて大きくランクアップしたのが、13位の神奈川県・横浜市都筑区(昨年21位)で、「行政サービス」が8位となっています。

16位の大阪府・大阪市・福島区も、昨年の24位から躍進。「生活利便性」(1位)と「交通利便性」(2位)が評価されています。「32位→20位」の神奈川県・横浜市西区は、「賑わい」が高評価(2位)でした。