老後資金は株・投資信託で運用が最多も、8月には株価暴落

国民年金だけでは生活費を賄えない以上、自分で老後資金を用意するしかありません。しかし調査結果では、フリーランスで「老後資金の蓄えがある」と回答した人はわずか21%。

調査ではさらに「必要と思う老後資金を100%だとすると、現在は何%ほど蓄えられているか」と質問。結果、必要な老後資金の31~50%と回答した人が25.4%と最多。次いで多かったのが11~30%。老後資金の蓄えがあるといっても、必要額の50%以下という人が多いようです。

フリーランスのみなさんは蓄えをどうやって運用しているのでしょうか。調査結果では、新NISAの開始もあってか、「株式・投資信託等(NISAなど)」と回答した人が62.7%と最多。57.6%の「預貯金」を上回っていますが、8月の株価暴落による影響が気になるところです。

また3番目に多かったのが「確定拠出年金(iDeCoなど)」49.2%。iDeCoは毎月掛金を投資商品で積み立てて、自分で老後資金を形成する制度。積立時、運用時、受取時の3つのタイミングで節税効果を享受できるのが特徴です。

 
出所:「FREENANCE byGMO」 「フリーランスの老後資金に関するアンケート」