大手証券の投信売れ筋ランキング(2024年6月)のトップ2は、前月と同様に「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信 Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型」と「HSBC インド・インフラ株式オープン」になった。前月と比較すると、インド株ファンドや「野村世界業種別投資シリーズ(世界半導体株投資)」など、投資対象を絞ったファンドの順位が上がり、「キャピタル世界株式ファンド」、「フィデリティ・世界割安株投信(テンバガー・ハンター)Bコース(為替ヘッジなし)」、「インベスコ世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)愛称:世界のベスト」などオーソドックスな運用手法で実績の高いファンド群が順位を下げた。
ランキングは、大手証券(野村、大和、SMBC日興、みずほ)の代表的な売れ筋ランキングについて、トップに10点、以下、順位が下がるごとに1点減点して10位を1点としてポイントを付与し、そのポイントを合算してポイント上位から並べたもの。各社の公開情報に基づくもので、大和とSMBC日興はオンライン(総合)、また、大和の売れ筋は当月最終週の1週間分のみのランキングを使っている。