新NISAの「成長投資枠」でおすすめの投資信託は?

新成長株ファンド(明治安田アセットマネジメント)

ボトムアップ調査により、新たな成長局面に入りつつあると判断される成長企業に厳選投資されるファンドです。運用は中小型の成長株式を発掘するのに定評がある「エンジェルジャパン・アセットマネジメント」の投資助言により行われます。

つみたて投資枠対象の「オルカン」における日本株の資産配分は約6%に過ぎず、またNYダウは米国株のみ。日経平均株価はバブル期の高値を更新して新たなステージに入ったと考えます。そのため、日本株の資産配分を増やすとともに少々エッジの効いた投資信託を組み合わせて資産全体の収益を底上げできると考えて、新成長株ファンドを選びました。

SBI・コムジェスト・クオリティグロース・日本株式ファンド(SBIアセットマネジメント)

景気動向や市場環境に影響されにくく、安定して相対的に高いEPS(1株あたり純利益)成長率が持続的に見込めるクオリティグロース株に厳選して投資されるファンドです。クオリティグロース株運用で機関投資家などの評価が高いコムジェスト・アセットマネジメントの投資助言により運用が行われます。

ESGが話題になる前から銘柄選択にESG要素を加えながら、高い運用成績を確保してきたコムジェスト社のポートフォリオと同じスタイルの運用成果が期待できます。市場平均超の収益率を期待するならコアファンドにしても良いと思われます。