2. 大好きな「蹲踞(そんきょ)」で、足腰鍛えてます

ぼくは昔から大の相撲ファンです。席はいつも砂かぶり。迫力ありまっせ。テレビの相撲中継では、ここに崑ちゃんがいるでー、とアピールしたくて、あえて派手な洋服を着るようにしています。今は照ノ富士のファンです。大けがして、苦労して横綱まで昇りつめた。頭が下がりますがな。

で、相撲を見ていて思いついたエクササイズが蹲踞の姿勢です。お相撲さんは土俵に上がると、膝を開いて深く曲げて、かかとを上げたままで腰を沈めて、上体を真っすぐに保つ。あれが蹲踞です。

100キロ以上もある巨漢であの姿勢を保つには、下半身がよほど強靭でなければなりません。それで、ぼくも下半身を鍛えるために毎朝、風呂場で蹲踞の姿勢をとっています。浴槽の縁に手をかけ、立った状態から蹲踞に入って、そして立ち上がる。これを20回ほどくりかえします。

最初のうちはかなりキツくて、太ももの内側がバリバリと音をたてるような感じがしました。ところで、風呂場の床はすべりやすい。試してみたいと思った方は部屋のなかでテーブルの縁などにつかまっておこなうと安心でしょう。

ほかにもスクワットを20回おこない、握力強化のためにハンドグリップは毎日、左右とも300回くりかえします。さらに、ゴム製のトレーニングチューブを使ったエクササイズを30回、もも上げ左右各20回、前屈45秒……などもしています。

こうやって書き出してみると、めちゃくちゃ運動しとるんやなと、自分のことながら改めて思いました。そいでもって、体を動かしたあとは、起きたての「おじさん顔」がシャキーンとして60代の顔に変わってますねん。

崑ちゃんって、すごいなぁ。