2022年9月、三菱UFJ銀行で多くの資金を集めたのは以下のファンドだった。

第1位「eMAXIS 日経225インデックス」の概要

三菱UFJ銀行の9月ランキング1位は、「eMAXIS 日経225インデックス」だった。同ファンドは、日経平均株価(配当込み)に連動する投資成果を目指して運用を行うインデックスファンドである。8月は1.1%のプラスリターンとなったものの、9月末時点における基準価額は30,672円と、8月末の32,957円に比べて約7%の下落となっている。ただ、日経平均株価に連動するインデックスファンドは、株価が下落する局面で買いが増える傾向にある。10月以降も、日経平均が下がる場面では、同ファンドに買いが入る可能性は高いだろう。

■eMAXIS 日経225インデックス
基準価額 32,957円
信託報酬 0.44%(年率・税込)
純資産残高 410.27億円

<騰落率>
1カ月 1.1%
3カ月 3.1%
6カ月 6.8%
1年    1.5%

※8月末時点

全体を見て:「MUFG ウェルス・インサイト・ファンド」シリーズが人気

三菱UFJ銀行では、「MUFG ウェルス・インサイト・ファンド」シリーズが人気だった。同シリーズは日本を含む世界各国の株式や債券、不動産投資信託(リート)、商品(コモディティ)およびオルタナティブ資産に投資。幅広い資産に分散投資するので、リスクを抑えた運用が可能だ。8月末時点における6ヵ月騰落率は6.3%、1年騰落率は4.2%と堅調なパフォーマンスなので、10月以降も三菱UFJ銀行のランキング上位に入る可能性は高いだろう。

■MUFGウェルス・インサイト・ファンド(標準型) 
基準価額 10,812円
信託報酬 0.605%(年率・税込)
純資産残高 213.18億円

<騰落率>
1カ月 0.2%
3カ月 2.6%
6カ月 6.3%
1年    4.2%

※8月末時点