日本における男女間の格差は?

グローバル・ジェンダー・ギャップレポートは、国別のジェンダー・ギャップ指数ランキングも公表しており、2022年はアイスランドが13年連続で1位となりました。ちなみに日本のランキングは146カ国中116位です。4分野別に見ると、日本は世界の傾向と同じく「経済」と「政治参加」の格差が大きいため、全体の足を引っ張りました。

【ジェンダー・ギャップ指数における世界ランキング(2022年)】
1位:アイスランド(0.908)
2位:フィンランド(0.860)
3位:ノルウェー(0.845)
116位:日本(0.650)

※()は総合スコア

【日本におけるジェンダー・ギャップ指数4分野の順位とスコア(2022年)】

 

出所:世界経済フォーラム Global Gender Gap Report 2022

日本の男女間における経済格差はどれくらいあるのでしょうか。厚生労働省の「賃金構造基本統計調査(2021年)」によると、男性の平均賃金が33万7200円(月額)であるところ、女性は25万3600円(同)にとどまりました。年間でおよそ100万円、40年間働くとすると約4000万円もの格差が生まれる計算です。

【平均賃金(月額)】
・女性:25万3600円
・男性:33万7200円

出所:厚生労働省 令和3年賃金構造基本統計調査

年齢別に平均賃金を見ると、年齢が進むにつれて男女間の格差が拡大していることが分かります。

【年齢階級別、平均賃金(月額)】

厚生労働省「令和3年賃金構造基本統計調査」より著者作成

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他の調査でも男女間の経済的格差の大きさが読み取れます。内閣府男女共同参画局の「男女共同参画白書(2022年)」によると、世帯年収300万円未満の割合は女性の方が大きくなりました。確かに、日本には男女間に少なくない経済的な格差があるようです。

【世帯年収300万円未満の割合】

※2017年における世帯主が就業している世帯

出所:男女共同参画局 令和4年版男女共同参画白書