2022年8月、福岡銀行で多くの資金を集めたのは以下のファンドだった。
第1位「J-REIT・リサーチ・オープン(毎月決算型)」の概要
福岡銀行の8月ランキング1位は、「J-REIT・リサーチ・オープン(毎月決算型)」だった。同ファンドは、国内の不動産投資信託(J-REIT)に投資するファンドである。8月末時点における純資産残高は4,188.57億円で、国内のREITを対象にしたファンドの中では2番目の大きさである。毎月65円の分配金をだし、予想配当利回りも3.70%(2022年8月末時点)と高い。インカムゲイン狙いのファンドとして魅力が高いので、9月以降も福岡銀行のランキング上位に入る可能性は高いだろう。
■J-REIT・リサーチ・オープン(毎月決算型)
基準価額 6,755円
信託報酬 1.1%(年率・税込)
純資産残高 4,188.57億円
<騰落率>
1カ月 1.41%
3カ月 3.32%
6カ月 10.49%
1年 -2.70%
※8月末時点
全体を見て:外国株式型ファンドが人気
福岡銀行では、8月も外国株式型ファンドの人気が高かった。ランキング2位の「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Bコース(為替ヘッジなし)」は、マイクロソフトやアマゾン・ドット・コムなど米国の成長株に投資するアクティブファンドである。米国のハイテク株は2022年になって売られる展開が続いているが、同ファンドは為替ヘッジなしなので、円安・ドル高がプラスに寄与し、基準価額は大きく落ちていない。ただ、9月22日に24年ぶりの為替介入があった。資金動向の流れに変化があるかどうかに注目だ。
■アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Bコース(為替ヘッジなし)
基準価額 44,300円
信託報酬 1.727%(年率・税込)
純資産残高 6,763億円
<騰落率>
1カ月 -2.0%
3カ月 5.3%
6カ月 3.6%
1年 -2.6%
※8月末時点