日経平均の誕生から現在までの値動き
日経平均株価は1950年9月7日から算出が始まりました。ただし指数は1949年5月16日まで遡及して計算されています。176.21円から始まった日経平均株価は順調に上昇し、1989年には過去最高値となる3万8915.87円にまで上昇しました。およそ40年で220倍、1年あたり14.4%のペースで上昇した計算です。
その後のバブル崩壊で日経平均株価は下落し、いまだ最高値には届いていません。
【日経平均の推移(1949年~2021年)】
ちなみに、1日の値幅として最も大きいのは1987年10月20日です。世界の株式が暴落したいわゆる「ブラックマンデー」が日本株式にも波及し、日経平均株価は前日比3800円以上も下落しました。その後はバブルの絶頂から崩壊へと向かい、1日の値幅ランキングのTOP3はこの時期に集中しています。
【日経平均株価 1日の下落幅・上昇幅TOP3】
出所:日本経済新聞社「日経平均プロフィル 上昇・下落記録」