深夜の酒宴に不法投棄…静かな住宅街を脅かす「民泊」の実害

どうやら、お隣は柴田家から在日中国人の方が買い取り、民泊のビジネスを始めたようでした。私の家の周りは民泊の制限エリアに指定されているわけではなく、民泊新法(住宅宿泊事業法)とやらの届け出をすれば、民泊の運営は可能です。とはいえ、周りの家や町内会に挨拶もなく、いきなり営業を始めたことには強い違和感を覚えました。

民泊営業による実害も生じました。

お隣は2階に広いテラスがあることから、宿泊客が深夜にテラスで酒宴をするらしく、大きな話し声やBGM、時にはがなるような歌声が近隣に響き渡るのです。連日連夜というわけではありませんが、受験生の美央などは「隣にお客さんがいる時は気が散って勉強に集中できない」とこぼしていました。

ゴミの不法投棄も大問題になりました。

町内会ではゴミの集荷所を設けていますが、そこにスーツケースが捨ててあることが何度かあったのです。私の住む地域ではスーツケースは粗大ゴミの扱いとなり、所定の手数料を支払って回収の予約をしなければなりません。

さらに、民泊のゴミは本来、事業ゴミのはずですが、町内会に「家庭ゴミと一緒に集荷所に捨てているのではないか」という指摘もあったそうです。

町内には駐車場や事業所などもありますが7割方が住居で、お年寄りや子どももいます。ですから、宿泊客が深夜や早朝に辺りをうろうろしているのも治安上好ましくないという話が持ち上がっていました。

オーナーとは連絡取れず…現場スタッフも捕まえられない

こうした苦情をオーナーに伝えようと、お隣の郵便受けに何度か町内会長が手紙を入れましたが、なしのつぶてでした。

うちの夫も仕事が休みの土曜日にお隣に出入りするスタッフらしき人を見かけたので捕まえて事情を聞こうとしたのですが、中国人の方で日本語や英語がほとんど分からないようでした。挙げ句は夫が何かの取り締まりをする怖い人とでも思ったらしく、足早に逃げ去っていったそうです。

そもそもオーナーがどういう人なのかも分からず、やむなく、民泊に関しても、町内会長が市役所の相談窓口に持ち込むことになりました。窓口の人は、「民泊事業者にはクレーム対応も義務化されています。今の状態だと十分に対応されているとは言えない状態ですね」と戸惑い気味に話していたそうです。