「ゴールド」人気も分散投資の表れ? 

日米の株高リスクへの対応という観点では、1月にトップ10にランクインした「三菱UFJ純金ファンド」(設定は三菱UFJアセット)、「ピクテ・ゴールド<為替ヘッジなし>」(同ピクテ・ジャパン)といった純金(ゴールド)価格を反映した値動きになるファンドに人気が出ていることにも通じる。ゴールド価格は株価の上下動とは異なる理由で動くため、株式ファンドを保有している投資家が、リスクを分散する目的でゴールド価格に連動するファンドを購入する動きが強まっている。

ただ、1月のランキングは分散を意識したファンドがランクを上げているとはいえ、「株式」や「ゴールド」といった単独資産に投資するファンドが選ばれている。債券なども含むバランス型の「MUFG ウェルス・インサイト・ファンド」はランクを落としていることからみても、投資家の心理は、分散を意識しつつも「リスクオン」であることがうかがえる。この強気の投資スタンスが継続するものかどうか、今後のランキングの変化に注目していきたい。

執筆/ライター・記者 徳永 浩