「買い時」と感じる人が過半数を占める結果に

住宅金融支援機構が発表した最新の住宅ローン利用予定者調査※では、今後5年以内に具体的な住宅の取得予定がある1500人に「今(今後1年程度)を住宅の買い時だと思うか」との質問をしている。

※住宅ローン利用者の実態調査 【住宅ローン利用予定者調査(2025年4月調査)】(2025年6月27日公表

住宅の買い時意識

住宅の買い時意識を表した図表
 
出所:住宅金融支援機構「住宅ローン利用者の実態調査 【住宅ローン利用予定者調査(2025年4月調査)】」
 

その結果、今後1年程度を「買い時だと思う」(15.5%)または「どちらかと言うと買い時だと思う」(38.7%)と回答した人の割合を合計すると54.2%と過半数に達した。

一方、「買い時とは思わない」(12.3%)または「どちらかと言うと買い時とは思わない」(33.4%)と回答した人の割合は合計で45.7%となり、やや「買い時」と考える人々の方が多い結果となった。

その差8.5ポイントで意見が二分されている状況だ。なお調査時期が4月30日から5月12日であるためタイムラグがある点には少し注意が必要だが、傾向として参考になるだろう。